TPS研修について
当社の研修は、トヨタ生産システムに関する講義と、工場見学がセットになっているため、講義で習得した知識を、工場で実際に運用している現場を見ることで、より感覚的に内容を深く理解することができます。
また、お客様ごとに合わせたトヨタ生産方式(TPS)研修プランをご提案いたします。ぜひお問い合わせください。
研修日程(一例)
日程 | 時間 | スケジュール | 特徴 |
---|---|---|---|
1日目 | PM | セントレア空港に到着 | |
2日目 | AM | トヨタ生産方式に関する講義 | トヨタ生産方式に精通した専門の講師が理論的な説明を行います。 |
PM | トヨタ生産方式に関する講義 | ||
3日目 | AM | トヨタ生産方式採用工場見学(1件目) | |
PM | トヨタ生産方式採用工場見学(2件目) | ||
4日目 | AM | トヨタ生産方式採用工場見学(3件目) | |
PM | トヨタ産業技術記念館見学 | トヨタの歴史を学ぶことにより、より深く理解できます。 | |
ショッピング | |||
5日目 | AM | 名古屋城観光 | |
PM | セントレア空港より帰国 |
トヨタ生産方式(TPS)とは
トヨタ生産方式とは「ジャストインタイム」「自働化」を主軸に、徹底的に無駄を省き、必要なものを、必要なときに、必要な分だけ生産するという方式です。ジャストインタイムを実現するための仕組みや、不良品を出さないための仕組みなど独自の方式が採用されています。
それにより顧客や取引先に良い製品を不良品なく適正な価格で販売するためのシステムです。
また、従業員がより業務をしやすくするということにも重点を置いています。
<トヨタ生産方式の2本柱>
1.ジャストインタイム(タイムリーな生産)
2.ニンベンのある自働化
またこれらを実現するために、「7つのムダ」や「かんばん方式」「なぜなぜ分析」「カイゼン」などのコア軸の手法を用いています。
トヨタ生産方式(TPS)とは
お客様のために良いものを、より早く、より安くお届けするために
働く人のために、より働きやすく楽にするために
ムリ、ムラ、ムダをなくす
自働化(ニンペンのついた)
<不良品を作らない>
自働化とは、機械に異常が生じたら、自動で止まる(止める)ようにすることで、不良品の発生を防止することです。これにより、人が機械の見張りをする必要がなくなるため、生産性の向上を図ることができます。
異常が発生したらまず止める
異常が発生したら電光掲示板で管理者を呼び、問題を解決してから作業を再開します。
ポカヨケ
単純ミスを起こさないためのシステム。組み付け工具と連動して、部品の締め忘れがないかなどを自動的にチェック。問題があればランプで知らせて、不良品が発生するのを防ぎます。
ジャストインタイム
<必要なものを必要な時に必要なだけ>
ジャスト・イン・タイムとは、ムダな在庫を抱えず、注文後の生産時間を短くすることで、適正な価格の製品をタイムリーにお届けする考え方です。必要な部品も、使うタイミングや順番に合わせて届くようにしています。
「かんばん」方式による部品管理
各部品に「かんばん」を付けて管理し、後工程が使ったものを前工程に取りにいくという生産方式。
部品メーカーとの連携
部品ごとのカンバン情報を使って、必要な時に必要な数が届くよう部品メーカーと連携しています








